その他 情報

その他 PC-E200・G シリーズ関連情報をこのページでまとめています。

 

キャラクターコード・フォント

すべて 5✕7 ドットで構成されています。
テキストのみの PC-E200 などは液晶で 5✕7 の文字単位になっていました。
これは PC-G850 シリーズまで引き継がれています。
そのため、文字間は少なくても 1 ドットは必ず空きます。

 

実際に表示されているフォントの一覧

日本発売の PC-E200・G シリーズでは 248(&HF8)の「″」を除き
フォントが共通しています。
このフォントは現在も関数電卓などで採用されています。
小文字 x の形状が関数電卓らしいでしょう。

 

g800 は実機 ROM イメージがなくてもマシン語プログラムの実行が可能で
テスト版では BASIC インタプリタも実装されています。
このときは g800 内蔵のフォントが使われます。
この g800 内臓フォントは版権の考慮で形状が異なっています。

 

ポケットコンピュータ実機のフォント
ポケットコンピュータ実機のフォント
g800 内蔵のフォント
g800 内蔵のフォント

10 進数

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
30      
40
50
60
70
80
90 _
100
110
120    
130
140
150
160  
170
180
190
200
210
220
230
240  

16 進数(&H~)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
2  
3
4
5 _
6
7  
8  
9
A  
B
C
D
E
F              

キャラクターコードの補足

  • 33~126(&H21~&H7E)は ASCII、
    更に
      161~223(&HA1~&HDF)を加えて JIS X 0201 と同じですが、
    92(&H5C)は ¥(ASCII は \)、126(&H7E)は ~(チルダ。JIS X 0201 は  ̄)です。
    このコードは 1980 年代に発売された日本製パソコンでも同じものが多いです。
  • 129~142(&H81~&h8E)のキャラクターは 5✕7 ドットで構成されています。
    (PC-E200 などは液晶が 5✕7 の文字単位になっています)
    135・140~142(&H87・&H8C~&h8E)は同じ形状です。
  • 248(&HF8)の「″」は秒を表す記号で、PC-G850S・V・VS のみ SHIFT+9 で入力できます。

エラーコード

BASIC・テキストなどでエラーの時に表示されるコードです。
内蔵 C 言語のエラーは英文で表示されます。

コード 内容
10 文法的に実行できない
12 BASIC の RUN・PRO 異なるモードで命令を使用した
OPEN のモードが異なる
13 プログラムが再度実行できない
14 BASIC プログラムが存在しない
15 開始番地より終了番地の方が先になっている
20 オーバーフロー(10^100 以上)を起こした
21 0 で割ろうとした
22 不可能な計算を行うとした
30 設定済みの配列を再度設定した
31 指定の配列が設定されていない
32 配列の添字が DIM 設定値を超えている
33 指定した数値が規定外になっている
40 指定の行番号・ラベルが存在しない
41 範囲外の行番号を使用しようとした
43 実行に問題がある
44 開始行番号が終了行番号より大きい
50 サブルーチン・ループの数が多すぎる
51 GOSUB していないのに RETURN しようとした
52 FOR していないのに NEXT しようとした
53 DATA がないのに READ しようとした
54 バッファの制限をオーバーした
55 文字数の制限を超えた
60 プログラム・データエリアの空き容量がなくなった
61 ENDIF がないのにブロック形式の IF・ELSE を行った
62 REPEAT がないのに UNTIL しようとした
63 WEND がないのに WHILE しようとした
64 WHILE がないのに WEND しようとした
66 DEFAULT を行っている中で CASE・DEFAULT しようとした
68 ENDSWITCH がないのに SWITCH・CASE・DEFAULT しようとした
69 SWITCH がないのに CASE・DEFAULT・ENDSWITCH しようとした
70 指定フォーマットで出力できない
71 指定が誤っている
72 入出力装置でエラーが発生した
77 ファイルの空き容量がない
80 SIO 読み込みエラー
81 タイムアウトエラー
82 BLOAD? の内容不一致
83 読み込もうとしているデータの型と変数の型が不一致
84 プリンターエラー
85 相手装置がオープンしていない
86 オープンしているデバイスを再度オープンしようとした
87 ファイルを最後まで読み込んだ後、更に読み込もうとした
90 変数の不適合
91 文字・数値型変数を誤って使用した
92 パスワードが誤っている
93 パスワードが設定されているため実行できない
94 指定ファイルは存在しない
95 ファイルの指定が誤っている
96 BASIC でテキストファイルを読もうとした
97 ファイル数が 255 を超えた

ローマ字→カナ変換表

PC-E200・G シリーズのカナ入力はローマ字入力が採用されています。

ア A イ I YI ウ U エ E オ O
カ KA CA キ KI ク KU CU QU ケ KE コ KO CO
サ SA シ SI SHI ス SU セ SE ソ SO
タ TA チ TI CHI ツ TU TSU テ TE ト TO
ナ NA ニ NI ヌ NU ネ NE ノ NO
ハ HA ヒ HI フ HU FU ヘ HE ホ HO
マ MA ミ MI ム MU メ ME モ MO
ヤ YA   ユ YU   ヨ YO
ラ RA LA リ RI LI ル RU LU レ RE LE ロ RO LO
ワ WA   ヲ WO   ン N N' M
ガ GA ギ GI グ GU ゲ GE ゴ GO
ザ ZA ジ ZI JI ズ ZU ゼ ZE ゾ ZO
ダ DA ヂ DI ヅ DU デ DE ド DO
バ BA ビ BI ブ BU ベ BE ボ BO
パ PA ピ PI プ PU ペ PE ポ PO
      イェ YE  
キャ KYA キィ KYI キュ KYU キェ KYE キョ KYO
クァ QA クィ QI   クェ QE クォ QO
シャ SHA SYA シィ SYI シュ SHU SYU シェ SHE SYE ショ SHO SYO
チャ CHA CYA TYA チィ CYI TYI チュ CHU CYU TYU チェ CHE CYE TYE チョ CHO CYO TYO
ツァ TSA ツィ TSI   ツェ TSE ツォ TSO
ニャ NYA ニィ NYI ニュ NYU ニェ NYE ニョ NYO
ヒャ HYA ヒィ HYI ヒュ HYU ヒェ HYE ヒョ HYO
ファ FA フィ FI   フェ FE フォ FO
ミャ MYA ミィ MYI ミュ MYU ミェ MYE ミョ MYO
リャ RYA LYA リィ RYI LYI リュ RYU LYU リェ RYE LYE リョ RYO LYO
ヴァ VA ヴィ VI ヴ VU ヴェ VE ヴォ VO
ギャ GYA ギィ GYI ギュ GYU ギェ GYE ギョ GYO
ジャ JYA ZYA JA ジィ JYI ZYI ジュ JYU ZYU ジェ JYE ZYE ジョ JYO ZYO
ヂャ DYA ヂィ DYI ヂュ DYU ヂェ DYE ヂョ DYO
デャ DHA ディ DHI デュ DHU デェ DHE デョ DHO
ビャ BYA ビィ BYI ビュ BYU ビェ BYE ビョ BYO
ピャ PYA ピィ PYI ピュ PYU ピェ PYE ピョ PYO

小文字 ァ ィ ゥ ェ ォ ャ ュ ョ ッ は CAPS(小文字)キー を押してから入力します。

また ッ は N・M を覗いて子音を重ねても入力できます。