2019/07/02 z88dk -clib=g850b と -clib=g850 の違い

本日も z88dk に触れます。

PC-G850 向けのビルドはオプションに -clib=g850b を付けるのですが、

-clib=g850 もあります。この違いは?

 

昨日使用していた簡単なテキストを表示するソースを使ってみます。

 

まず、これを -clib=g850b でビルドします。

 

zcc +g800 -lm -create-app -clib=g850b -o test.ihx test.c

普通にテキスト表示されます。

 

では、-clib=g850 でビルドします。

 

zcc +g800 -lm -create-app -clib=g850 -o test.ihx test.c

文字が小さくなりました! -clib=g850 では 3×5 ドットのフォントを使用して表示するようになります。

従って 36×8 文字表示できるわけです。1 画面により多く文字を表示したい場合は便利です。

このフォントと専用の表示ライブラリがファイルに入るので、サイズが大きくなります。

 

https://github.com/z88dk/z88dk/blob/master/libsrc/stdio/ansi/g800/_font_3x5_850.asm

 

フォントは英数部分のみで、カナや特殊記号は入っていません。

マシン語のグラフィック線画も GPRINT 同様に縦8ドットを 1 バイトで構成するので、
3 バイトで 1 文字が作られています。

 

追加 2019/07/12

実際に 5✕7 ドットのフォントで一覧表示しました。

92(&H5C) が ¥ ではなく \、126(&H7E) が ~ ではなく  ̄ になっている事にご注意下さい。
海外の人が対応しているので、そうだとは思ったのですが……